■春日井駐屯地訪問（追・追加実車取材）

2006年12月中旬
　未だ、設計完了せず。さてさて言い訳を・・・。
　今回の78式戦車回収車は、実車の寸法を測定していません。設計を進めるうちに、
どうしてもつじつまが合わない部分が出てきて遂に破綻。特にドーザー部分は上げ・
下げ時の位置関係などで納得のいく図面が引くことができず停滞。
　こうなったら再度実車取材です。ただし今回は記念行事などのような一般公開とは
違います。まず駐屯地の広報へ電話を入れ、取材の主旨を説明。ここからは自衛隊と
いえどお役所ですから、申請用紙を提出したりと手順を踏んで取材OKとなりました。
細部写真の撮影はOK、ただし寸法の計測は不可とのこと。（写真撮影時に比較対照物
を置いて撮影することはOKですとの回答をいただきました。）
　第10師団内の駐屯地で78式戦車回収車が配備されているのは、第10戦車大隊のいる
今津駐屯地と後方支援連隊のある春日井駐屯地です。今回は春日井駐屯地へ取材のた
めに訪問しました。
　取材日当時は広報担当のＴ室長に案内していただき、２時間あまり写真撮影を行いま
した。また車両説明のために、78式戦車回収車を担当するＦ三曹が立ち会われいろい
ろお話を伺うことができました。（寒空の下、お付き合いいただいたお二人には感謝
です。）
　取り外されたドーザーも撮影することができたので、かなり情報量が増えました。
Ｆ三曹のお話ではドーザーを取り付けたままではトランスポーターに乗せることがで
きないそうで、駐屯地に置いて有るときはドーザーを外していることが多いとのこと
でした。車体横にある正体不明のラックも酸素ボンベとアセチレンボンベのラックで
あることが判明。
　さーここまで資料が揃ったからには設計がググーッと前進するはずです。
と気が付いたら、もう年末ですか。みなさん来年もよろしくお願いします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜前ページへ　・　次ページへ＞　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トップページへ